
昨日は地元の美術博物館に撮影に行こうと思っていたのですが、
ホームページを見たら原則的に写真撮影は禁止と書いてあったので残念ですが諦めました。
急遽予定を変更し、地元市民の憩いの場所の一つである「金太郎池」に行く事にした次第です。
金太郎池には春の桜の頃にちょくちょく訪れたりしますが、真冬に来るのは初めてです。
寒いのであまり人もいないだろうと思っていましたが、意外にもぱらぱらと散策している方々の姿が。
ウォーキングするのに最適なコースなのでしょうね。
しかし金太郎池自体は案の定凍っていました。
カモなどの野鳥の姿もなく、たまにカラスが頭上を飛んで行くのみです。
冬の風景というものはかくも物寂しげで、心にもひんやりとした空気を送ってくるものですね。
あまり良さげなフォトジェニックも見つからず、
しばし雪に覆われた池や対岸の冬木立などをパシャパシャと写していました。
ふと空を見上げたら、ところどころ雲が切れ合間から明るい陽の光が差してきます。
冷えた空気の中に降注ぐ太陽の光は、より一層温かく美しいですね。
金太郎池の奥の道から、光に照らされた地元の工場の煙突が見えます。
冬の日差しならではの、柔らかな眩しさに包まれた風景が撮れたので
この日の気分は上々でした。