巡る季節に思う事。

我が家のベランダは西に向いているため、夕暮れ時にはちょうど陽が入ってきます。
秋から冬至迄は建物と建物の間に陽が落ちて、
ゆっくりと夕陽を眺められるのですが、
春めいて来るこの時期は太陽が建物の影に隠れてしまいます。(^_^;)

春夏の期間はずっと建物の向こう側で夕陽が沈むので、眺められないのが少し残念ですね。
でもまあ、真夏などは暑い西日を浴びなくて済むので助かってますが。(笑)

冬至ー夏至と、我が家のベランダから見る太陽は毎年規則正しく同じ方向を行き来しています。
当たり前で些細な事ではありますが、天体の普遍性をしみじみと感じてしまうものですね。

人間は一生のうちに果たしてどれほどの事を知り得るのでしょうか。
個人差はあるのだとしても、きっと大して多くはないのだと思います。

天体に思いを馳せる時、自ずと畏敬の念を抱いてしまうのは、
そのあまりの壮大さに比して、
人は自分の小ささを実感しないではいられないからではないかと思うのです。

天体と人を比べるなど、甚だ愚かしい事ではありますが、
同じ世界に存在するものとして、思いを馳せないではいられないのでありました。

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