白い妖精。

昨日は快晴に恵まれたので、安平町の富岡水芭蕉園へ行って撮影して来ました。
思っていたよりちょっと寒かったですが、光量も充分で撮影するには最適でした。

ここはあまり目立たない場所だと思いますが、意外と切れ目なく訪れる人々がいるようです。
今はネットで情報を得られるので、そんなに苦労しないでも場所を見つけられるのでしょうね。
かくいう私も毎回Googleマップにお世話になってますが。(笑)

駐車場から緩い坂道を下って行くとすぐ水芭蕉の群生地に着きます。
周りの木々はまだ枯れていて、他の草花もやっと芽吹き始めたくらいですが、
水芭蕉達は小川の付近を中心に元気良く咲き誇っていました。

枯れ草の中からニョキニョキと白と緑のコントラストで姿を現している様は、
まさに白い妖精のようです。
長い冬にちょっと疲れを覚えてしまった人の心に、ほんのり灯りを灯してくれる光景ですね。

この水芭蕉園は他にも紫陽花やレンギョウなどが植えられていますので、
もう少し季節が進んだら他の花達を眺めにまた訪れたいと思います。

あの石の世界へ。

本日、予定通りに札幌南区の石山緑地へ出かけて撮影して来ました。
お天気はちょっと微妙でしたが、
石の世界の雰囲気を独特に醸し出すのにはピッタリだと思います。

新しいビデオカメラで存分に撮影しようと意気込んで、
公園内に足を踏み入れたまでは良かったのですが…。

石山緑地公園はちょうど冬期閉鎖が明けたばかりのためか、
清掃の方々が入ってお仕事されておりました。
私のような一般訪問者の入園は規制されてはいませんでしたが、
清掃中の場所は立ち入り禁止になっていたため、
散策出来るエリアが制限されてしまう感じでした。

この公園のメインとも言えるエモーショナルなスペースが撮影出来ず、
ちょっと凹んでしまった私。。(;_;)

とはいえせっかくはるばる車を走らせて来たのですから、
そこはしっかり補うべく他に絵になる物を探しながら撮影して歩いた次第です。

まだ枯れ木が覆う切り立った石の壁は、寒色系の独特の物寂しさを描き出しています。
今の時期にしか撮れない貴重な画像をたくさん撮って、
異世界感溢れる雰囲気の動画を作りたいと考えているのでした。

サムライと開拓魂。

昨日、伊達市にある歴史文化ミュージアムに行って来ました。
伊達市の道の駅はたまに寄りますが、隣にある歴史館に入るのは初めてです。

新しい建物なだけあって、内装がとてもお洒落で綺麗でした。
伊達市の歴史を語る展示物の部屋は、広くはありませんが、
貴重な品々が整然と並べられていて非常に見応えがあります。

一階ロビーにグッズのコーナーもあり、
可愛くデフォルメされた兜のアクセサリーや矢じりのバッチなどが人気のようです。

歴史ミュージアムのすぐ横は広々とした多目的公園になっていて、
春を待つ垂れ桜の木が何本も植えられています。
花の頃にはたくさんの人で賑わいそうですね。

この辺りは伊達市の主要観光地という事もあり、平日の昨日でも結構な人出でした。
道の駅の直売所では新鮮な地元野菜がたくさん買えて満足です。(^_^)v
伊達産お野菜はビックリするほど美味しくて感動ものですよ。

大志を抱け。

昨日、島松にあるクラーク博士の碑とその周辺を撮影して来ました。

クラーク博士の像などは他の場所の方が有名ですが、
あえてレアな所をと思い島松にした次第です。

国道36号線から外れて細い道に入り、
少し走るとクラーク博士の碑のある旧島松駅逓所に着きます。
訪れる人のためにちゃんと駐車場とトイレが完備されていました。
トイレは冬期閉鎖中のようでしたが、駐車場は入れます。

冬期が終われば案内所に係りの方も常駐されるそうで、
駅逓所の解説なども聞かせて頂けるらしいです。
私の訪問時はまだしっかり冬期中なので、駐車場周辺は人の姿もなくひっそりとしていました。

地面に残っている雪が溶け出して、歩くのにやや気を使いましたが、
気温も穏やかで暖かく周囲はとても静かで心地が良いです。

クラーク博士の有名な言葉が刻まれた石碑を眺めながら、
なぜかとても崇高で敬虔な気持ちになりました。

「Boys be ambitious!(少年よ、大志を抱け!)」という言葉には解釈がいろいろとあるようですが、
この台詞は純粋に心に響く良い一文だと思います。

どんな歴史のエピソードも、
後世の人々の心に伝わるのはやはり希望を孕んだ言葉ではないでしょうか。

地元行脚。

昨日は市役所で用事を済ませた後に、高台にある公園内の展望台まで行って来ました。
せっかく車を出すのだから、
ついでにどこかフォトスポットに寄って動画ネタを稼ぎたいと思った次第です。

地元公園の展望台は建物のデザインもカッコよく、とても見映えがするフォトジェニックです。
周りの公園も広々としていて、暖かい季節にはたくさん人が訪れているようです。

でもこの日はまだ春には少し遠い雰囲気のせいか、公園内を散策する人はあまりいませんでした。
ちょっと物寂しい感じの景色もなかなか風情があるものです。
まだ葉っぱのはの字も生えていない木々の間から見える町並みを撮影しながら、
私はのんびりと歩き回りました。

展望台の中には売店もあり、セルフでコーヒーやソフトクリームも頂く事が出来ます。
私は今回初めてこちらのセルフコーヒーを頂きました。
セルフは勝手が分からないと結構戸惑いますが、
もともと何でも自分でやる方が好きなので、楽しく頂けましたよ。
次回はセルフソフトクリームにも挑戦してみたいですね。(笑)

展望台から町の風景を眺めるのは本当に気持ちが良いです。
なぜ人は高い場所から景色を見るのが好きなのでしょう。
ガラス越しに広がる町のパノラマに、時間を忘れて見入ってしまうひとときでした。

少し雲が多かったのが残念でしたが、
春を迎える前の北国の景色がよく撮れたのではないかと思っています。

こちらの公園には草花が生い茂る頃にまた訪れてみたいですね。

開拓の歴史と癒しのスポット。

昨日は予定通りに勇払の郷土資料館へお邪魔して来ました。

かつて苫小牧の地の開拓に尽力された、
八王子千人同心会の方々に纏わる資料などが展示されている施設です。

僭越ながら私がカメラをパシャパシャやっていると、
館長さんらしき方がいらしていろいろとご説明下さいました。
千人同心会の人々のお話はもちろん、
勇払の自然や地域に生息する野鳥の事など、たくさん聞かせて頂きました。

館内の展示物は本州由来と思われる品々も多く、同心会の方々の暮らしぶりが伺えます。
どれも非常に綺麗に陳列されていて見応え充分でした。
地域の見所などを紹介するパンフレットもふんだんに置いて下さっているので、
観光でこちらに寄られる方にはとても喜ばれるのではないでしょうか。

たくさんの展示物の写真をひとしきり撮り終えたあと、
館長さんにご親切にも玄関まで送って頂きました。

資料館の周りは広々とした公園になっています。
まだ雪があちこちに残っていますが、この日は暖かくとても気持ちが良かったので、
ゆっくりと散策しながら周囲の写真をいくつか撮りました。

ふと見上げると一羽のトンビが私の頭上をゆっくり回りながら何気について来ます。
きっと普段見た事のない人間がいるなと思い、珍しがって観察していたのでしょうね。
トンビの他にもいろんな可愛い野鳥達が木々の間を飛び回っていましたが、
私のコンデジでは写す事が叶わず残念です。(^_^;)

雪がなくなり草花が生い茂る頃にまた、こちらの方面に寄ってみたいと思います。
小鳥のさえずりを聞きながらゆったりと散策出来る、最高の癒しスポットだと思います。

彩りの空間。

昨日は予定通りに札幌北区の百合が原公園へ出かけて来ました。
お天気も札幌に近づくほどに良くなっていき、
百合が原公園の駐車場で車を降りたらすっかりポカポカ陽気でした。

そしてさすが札幌、平日にも関わらず結構な人出です。
公園の屋外は雪がてんこ盛りでとても散策出来る雰囲気ではなかったですが、
それでも雪の中に出来た小道を楽しげに散歩している人々もおられるようでした。
暖かな陽の下でキラキラと輝く真っ白な雪を見ながらのお散歩は、
とても気持ちが良さそうですね。

温室では期間限定の洋蘭展とツバキ展が催されていて、
案の定たくさんの人々で賑わっていました。
どの花もそれぞれに美しく、ずっと眺めていても飽きないくらいです。
中でもこの度特に見たかったミモザの木は、思った以上大きくて感動モノでした。
ミモザってツツジくらいの背丈なのかと勝手に思っていたので。(^_^;)

もう少し空いていたら、もっとミモザの近くでうろつきたかったですが、
やはりミモザは大人気のようでたくさんの人が集まって来ます。

カメラを構える人々もたくさんいるので、
私もあまり邪魔にならないようパシャリパシャリとやりながら、
至福の時間を堪能させて頂きました。

普段はなかなか札幌までは出向かないのですが、
たまに気合いを入れて行ってみるのも良いものですね。(笑)

凍闇に輝く。

先日の支笏湖氷濤祭りではたくさんの魅力的な氷のオブジェを撮影出来ました。

長年近隣の町に住んでいるのにも関わらず、氷濤祭りに足を運んだのは初めてです。
もともと混雑する所が苦手なので、多数の人が訪れるお祭りのようなものは避けてきたワタクシ。

ですが今回は頑張って出かけて本当に良かったです。
私が着いた時はまださほど人は多くありませんでしたし。

氷濤祭りのメインはやはり夜のライトアップ時のようで、夕方以降は徐々に人出も増えて来ました。

青空の下とはまた違う、ライトアップされた美しいオブジェ達を存分に写そうと私も粘りましたが、
夕方から降りだした雪が次第に強くなって、帽子もコートもびしょびしょになってきました。
この時期の雪だからか、湿っぽくてすぐ溶けて不快感MAXです。(^_^;)

出来ればもう1時間ほど粘って、
より暗い中でライトアップされたオブジェを撮影したいと思いましたがやむなく断念です。

雪の勢いに関わらず、駐車場にはどんどん車が入って来ていました。
やはり夜のライトアップの中の美しい氷濤を皆さん狙って来るのですね。(笑)

とりあえず私は車中に戻り、雪で濡れた体を温めつつ帰途に着く事にしました。
遅い時間まで粘れなかったとはいえ、なかなかに良い写真と映像が撮れたと思います。

今年の氷濤祭りは感染症の影響で例年よりも縮小されたイベントだったそうですが、
私的には充分に楽しませて頂きました。

何より非日常を彷彿とさせてくれる異世界風のオブジェに囲まれて、
ゆっくりと歩き回れるなんて至福そのもの。(*^_^*)
まるで氷の世界のプリンセスになった気分でしたよ。(笑)

美の氷点。

昨日、支笏湖の氷濤祭りへ行って来ました。
天気予報は曇りのままでしたが、
お昼過ぎにライブカメラで見てみたら支笏湖付近は陽が射していたので、
これは出かけねばと奮い立ちましたよ。(笑)

青空の下と、夜にライトアップされたものと両方の氷像を撮したかったので、
夕方少し前に着くようにして行きました。

15時半頃に支笏湖に着いたのですが、現地は青空が出ていて撮影には最高でした。
冬の支笏湖もとても美しいです。
来る途中の雪道はなかなか大変ですが、訪問する価値は充分にありますね。

しかし景色に気を取られ油断をして歩いていると、凍った道で転ぶので注意が必要です。
私は駐車場から出た歩道で滑ってしまい膝をついてしまいました。
実は先日行った北大演習林でも派手に滑って転び、結構な衝撃でお尻を打ってしまいました。(T_T)
その時の痛みがまだ消えていないので、出来るだけ転ぶのはもう避けたいところです。

北大演習林では小鳥の撮影に気を取られていたのが、足元の油断に繋がったのだと思います。
皆様も冬の写真撮影の際には充分お気をつけ下さい。

次回に支笏湖氷濤祭りのオブジェのお話をしますね。

地名のロマン。

先日に訪問した由仁町では「ゆめっく館」の後に「ヤリキレナイ川」を写しに行きました。
やはり由仁町と言えばこの川を外せないでしょう。(笑)

この場所は度々通っていましたが、写真を撮るのは初めてです。
なかなかインパクトのある名前のせいか、
Googleなどで検索すると他の方々の写した写真がたくさん出て来ますね。
やはりここは良いフォトジェニックなのでしょう。

出来れば夏などの良い季節に、川を辿りながらいくつかある看板を写したいものですね。
確かお洒落なフォントで書かれたものもあったはずなので。

この「ヤリキレナイ川」のように北海道はアイヌ語の地名がたくさん残っていて、
地元民の私でも聞いた事のない場所が結構あります。

アイヌ語に漢字を充てた地名もたくさんあって、
私は漢字で読むアイヌ語はロマンを感じられてとても好きです。
ちょくちょく読めないのもありますが。(笑)

アイヌ語地名の意味や充てられた漢字の由来などをいろいろ調べると、
とても興味深くて楽しいですよ。